第33回 全国書写書道公募大会について

吉祥干支 招福  招福寅(とら)

 寅は古来より、神か精霊に近い存在とされ、威徳をもって邪気を祓い、逞しい脚と鋭い爪で運をしっかりと掴み取ると信じられています。
 また、「寅」の字には、畏れ謹むの意味もあり、慎重に事を進め、一年の開運を約束して呉れる事でしょう。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 昨年は、一昨年よりもコロナ感染拡大が下火になっているし、このまま治まってくれるのでは…と淡い期待をいだいておりましたが、ここに来ての嘗てない感染拡大。どうなるのだろうかと不安いっぱい、心配いっぱいでの新年のご挨拶となりました。

全国書写書道公募大会について

 今年こそコロナは収束する…そう思い、席書大会開催を発表させていただいておりましたが、
第33回全国書写書道大会は【公募大会】のみにさせていただきます。

理 由
 このコロナ感染再拡大に、公的行事の取りやめ延期が次々と発表されております。我々も席書大会(一か所に集まっての大会)の開催は三蜜回避の観点から難しいと判断しました。
 また例え強硬的に施行したとしても、大会までに十分な練習の場を与えることができません。この二つの点から、席書大会は中止とし、公募大会のみの開催と決断いたしました。

第33回全国書写書道公募大会 要項

硬筆の部

用 紙大会硬筆用紙
1人2枚  良い方を選び1枚提出ください。
筆記具硬筆鉛筆  低学年6B 高学年4B 
     (消しゴムの使用 不可)
出品料100円 ※別途用紙郵送費が掛かります

半紙の部

用 紙大会用半紙
1人2枚  良い方を選び1枚提出ください。
出品料100円  ※別途用紙郵送費が掛かります

条幅の部

用 紙大会条幅用紙
1人2枚  良い方を選び1枚提出ください。
出品料500円  ※別途用紙郵送費が掛かります

課 題

毛筆半紙半切・画仙紙半切  硬筆課題
幼児つり年中以下 つくし こい て のり
年長 あさのあいさつ みんなにこにこ
小1こいのどもとすぎればあつさわすれる
小2とらどし百里を行くものは、九十里を半ばとす
小3つよい心子を持って、艶のおんを知る
小4美しい心菜の花や月は東に日は西に (与謝蕪村)
小5豊かな心草の葉を落つるより飛ぶほたるかな (松尾芭蕉)
小6心に太陽あかあかと日はつれなくも軟の息 (松尾芭蕉)
中1輝く未来春すぎて 夏来にけらし 白妙の 
衣ほすてふ天の香具山(持統天皇)
中2飛(行)平和な世界奥山に もみじふみわけ なく鹿の
声開く時ぞ 秋はかなしき(猿丸大夫)
中3翔(行)人類の幸福天の原 ふりさけ見れば 春日なる
三笠の山に いでし月かも(安部仲麿)





感謝(行)山光澄我心
(楷・行・草)
春かすみ立つや
おそきと山川の
岩間をくぐる音
きこゆなり
いまこむと いひしばかりに 長月の
ありあけの月を 待ちいでつるかな
(素性法師)

申し込み方法

申し込み締め切り 五月六日~六月六日
出品締め切り 七月三十一日
成績発表 八月二十日(郵送にて)

特定非営利活動法人 全日本書写書道教育連盟

全国書写書道席書大会事務局
電話 082-854-0101
フリーダイアル 0120-74-2589
FAX 082-854-8800 まで